外飼い用犬小屋の自作(DIY)其の六 ニス塗り
前回の記事では、犬小屋自作の材料に塗装コンパネを使うという部分で色々と書いていたら長くなり終わってしまいました。
ということで、今回はその続きです。
犬小屋の骨組みに床となる部分の底板(塗装コンパネ)をあとで取り付けが困難になります。
そのため、裏にひっくり返し、先に取り付けました。
その次に犬小屋の内部(犬小屋の内側)を先に作っていきます。
内側の材料はベニアを使いました。
コンパネ(合板)とベニアはこちらで触れましたが別物です。
室内側なので水で腐るなどといった心配は特にする必要はないと思います。
ちなみにベニアを使う場合はF☆☆☆☆フォースターを使います。
それでも犬の体が濡れてる時や湿度が高い時期には空気中の湿気をベニアが引っ張る(吸う)ことは考えられます。
そうなるとカビなどの雑菌などが繁殖する可能性も出てくると思います。
また、湿気だけの問題だけでなく、虫の問題、ベニア表面に“ささくれ”があり、トゲが刺さる可能性もあるという思いました。
これらの理由から小屋の中に使うベニア材の表面にはニスを塗り仕上げることにしました。
そうすることで今、お伝えした問題も解消できるし、材料が発する成分も抑えることができます。
ということで、それぞれのパーツにカットしたベニア材、パーツとして予め材料を組んだモノにニス塗りです。
写真にはありませんが、ニス塗りの前に表面の“ささくれ”取りや、表面のザラザラを無くすためにサンドペーパー掛けをしています。
ペーパーは最初は目の荒いもので擦り、徐々に目の細かいペーパーを使っていきます。
犬小屋内部なのである程度ベニアの表面がキレイになったらOKです。
ツルツル、テカテカにまで仕上げる必要性が見当たらないですし
ニスにも種類が色々とありますが、写真にあるように今回は水性のニスを使いました。
普通の水性ニスを使いましたが、耐久性などを考えればベストは水性ウレタンニスの方がいいかもしれません。
ちなみに油性ニスは溶剤(シンナー)を含むために水性ニスに比べ犬に対しての匂いや刺激が強いので避けたるべきだと思います。
サンドペーバーで下地処理をしたベニアにニスを塗る時、二ス用刷毛を使い最初は木目に沿わせて薄く伸ばすように塗ります。
ポイントは最初からこてこての厚塗りをしないことです。
ベニアにニスを塗るのは通常一回だけでなく重ね塗りをするので薄く伸ばすように塗ったらそのまま乾燥をさせておきます。
完全に乾ききっていないのに重ね塗りをすると失敗する可能性がありますので。
また、じっくりと乾かすことで水性ニスでも匂いなどが若干あると思うのでそれを無くす効果もあると思います。
乾燥期間をじっくりと取るという意味でも作業の一区切りには丁度いいと思い、ここでその日の作業は終了をしました。
当たり前のことですが、ニスを塗った材料は雨の当たらないところに片付けておきました。
ということで、今回はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました
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